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第九回:蜘蛛の糸

作品イメージ
作 家:芥川龍之介
朗読者:石井秀幸

解説

ある日、御釈迦様は蓮池のはるか下の様子を見て、かんだたという男に目がとまった。かんだたは悪事を尽くした罪人であったが、蜘蛛を救ったことがあった。御釈迦様はその報いとしてこの男を助けようと、蜘蛛の糸を地獄の底へおろし、かんだたは必死にこれにしがみついて、上へ上へとのぼっていった・・・。
人間のエゴイズムをテーマにした名作。

作 家:芥川龍之介(1892-1927)

東京都に生まれ、東京大学英文科を卒業。幼少から秀才であった。
24歳のときの作品「鼻」が夏目漱石の激賞を受けて、華々しく文壇に登場した。その後、古典説話を題材に、洗練された感覚と知性で登場人物の心理を鋭く解釈する作品を著した。中期には、「蜘蛛の糸」や「トロッコ」などを著したが、晩年は病気がちとなり、さらには神経が衰弱していき、「将来に対するぼんやりとした不安」を遺書に書き記して自殺した。この頃は、自己否定的な自伝的小説を書いている。

朗読者:石井秀幸

静岡県静岡市出身。
S58.4〜 東日本放送(仙台)報道局アナウンサーとして10年間勤務
ニュースキャスター、バラエティー、ワイドショー司会、CM、ドキュメンタリー番組ナレーション多数
H4〜H8.9 西静ケーブルネット放送部に勤務
アナウンサー、番組制作
H9.3〜 エフエムしみずパーソナリティー
現在、オフィスKOEにて、VPナレーション、ブライダル司会で活躍中。

他の作品


第一回:走れメロス(太宰治著) *1
第二回:トロッコ(芥川龍之介著)
第三回:高瀬舟(森鴎外著) *2
第四回:ごんぎつね(新美南吉著)
第五回:蠅(横光利一著) *1
第六回:よだかの星(宮沢賢治著)
第七回:賢者の贈り物(結城浩訳) *2
第八回:小さき者へ(有島武郎著)
第十回:文鳥(夏目漱石著)
第十一回:岡の家(鈴木三重吉著)
第十二回:富嶽百景(太宰治著)
第十三回:納豆合戦(菊池寛著)
第十四回:一房の葡萄(有島武郎著)
第十五回:夢十夜(夏目漱石著)


*1…「CDで聴く日本と世界の名作」第1集として発売中
*2…「CDで聴く日本と世界の名作」第2集として発売中

スタート
  モノラル再生/44kHz/12分/10.3MB/mp3形式

テキストデータ
  25KB/PDF形式

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